2014年3月25日火曜日

まーさん

 
さて、何から書いていこうか。
さっき、ラジオ番組『TOKYO REAL-EYES』第二期リスナーギター講座生徒卒業ライブが終わった。私がオーディションに受かった日から応援してくれた人、途中からラジオのことを知って応援してくれた人、卒業の当日にギター講座のことを知ってくれた人、色々な人が今日の放送を聴いてくれた。自分でやってる限りではいつもよりまして指が動かなかったしコーラスも相変わらず音痴だったけど、さっきもらった生放送の録音を聴く限り思ったほど下手ではなかった。聴いていてなにか熱いものを感じた。
この、リアライズという番組を知ったきっかけは偶然だった。14歳の時、あまり聴いたことのないバンドのライブ(たしか赤坂ブリッツのツアーファイナルだったな・・・)に行く前日に、ラジオから唯一知っていたそのバンドの曲が流れ始めた。その後、BUMPをはじめとする様々な音楽が流れ、この番組を聴けば音楽のことが今まで以上にわかるかもしれないと思い、聴いたのが理由だ。
初めてメールを送り、緊張しながらラジオを聴き、読まれた時の快感は忘れられない。自分の言葉が番組に伝わっている、それを考えただけでドキドキした。

私のラジオネームは「まーさん」だ。本名とかぶっているかどうかはともかくこのラジオネームにした理由は、フジファブリックの志村君が学生時代「まーくん」が呼ばれていたことを雑誌で読み、「じゃあ私もまーさんって呼ばれたい」という簡単な理由だ。この前にもラジオネームがあったが、知っている人だけの秘密にしておこう。
ギター講座に応募した理由は、正直に言うと最初は大好きなラジオに何かしら関わりたいという好奇心からだった。多分面接でもこのことを言った。あ、そういえばさっきスタッフさんに面接のときの私の様子を言われたのだけど、当日私は電車の中に定期券を落とすほど緊張していて、面接でもものすごくテンパってたらしい。初期は「定期の子」としてスタッフ同士で話していたそうだ。恥ずかしい。
それはいいとして、この面接で初めて憧れのJ-WAVEの中に入った。
本当に東京タワーが近い。
最初に感じた気持ちだ。六本木ヒルズで働いている人は皆この東京タワーを見れるんだな・・・なんて思いながら面接で待っていたことを思い出す。
それで受かってすぐに収録したのだけれど、新井先生のギターは上手いなんてものじゃなかった。
指の動きすごい・・・と呆気にとられながら最初の収録が終わった。

やり進めていくうちに、不安も数多く出てきた。
同じくギター講座の生徒だったゆうなちゃんはプロミュージシャンを目指しているのに対し、何も音楽に携わっていない一般人の私が生徒でいいのか。あがり症の私はちゃんと収録に貢献できているのか。収録が明日あるけど今日バイトで指骨折したらどうしよう・・・なんて余計な悩みなども出てきた。結構ツイッターやLINEにぶつぶつ書いていた愚痴はほぼそのことです。すいません。

でも、ギター講座では不安が出てくる分素晴らしい経験を与えてくれた。まずは、生放送に出演したこと。何してるんだ自分!!みたいな感じでずっと状況を信じないまま出演した記憶がある。そして、コピーしていたチャットモンチーのあっこさん本人と対面したこと。ライブハウスでここでは言えないほどとんでもない人たちの前でライブしたこと。リアライズ特製れんげをもらったこと(笑)などなど。
 
 
とここまでの記録は残っているのにここから下の記録が消えてしまった。もう一回書くのか・・・面倒くさい・・・。
 
最終日、私はチャットモンチーのコピーのソロが全く弾けなくなっていた。 何故だかはわからないが、本番でも指は動かなかった。
それに関しては悔しかったけど、それよりも六本木ヒルズのこの場所、この空間にいられるのが今日が最後だと思うと淋しい気持ちが強かった。大好きなラジオ局でギターを弾く。それがまず奇跡に近かったし、大好きな番組の一員として努められたことが幸せだった。そんなことを考えながらオリジナル曲のギターを弾いてたら、ゆうなちゃんが涙を流した。ああきっと彼女も同じことを考えているのだなぁ、ふむ・・・なんて彼女を見てたら自分も涙が出そうだった。ただ、涙は私には似合わない。私の中でずっとこのポリシーがあったので本番では泣かなかった。本番では。まーさんとしての立場では。花束もらった時はびっくりするほど涙出たけどね。
 
大げさだと言われるかもしれないが、終わってみてこの一年間はもしかしたら私の妄想の世界だったのではないか?なんて考えてしまう時がある。ギター講座はただのラジオの収録だけでなくギターの弾き方、バンドとしての音の合わせ方、エフェクターの音の作り方、リズムのとらえ方、社交辞令の仕方、もう数えきれないくらい色々なことを学んだ。徐々に友達やスタッフの方にギター上手くなったねと言われるのが嬉しかった。オーディションのときにバンド組みたい、なんて無理やりなこと言ってよかった。新井先生のギタープレイを間近で見ることができてよかった。ゆうなちゃんとミュージシャンになるために必要なこと色々の話ができてよかった。深い時間なのに応援してくれる人がたくさんいてよかった。
関わってくださったすべての人にありがとうと伝えたい。
本当に本当にありがとう。
 
 
生放送が終わった後、リアライズスタッフの方々と打ち上げに行った。
琢己さんの隣でものを食べることすらドキドキしたが、そのせいと相当おなかが空いていたせいで取り分ける用の焼きそばをぺろりと一人で平らげて結構ビビられた。まあこれもいい思い出だな。
リアライズはこれからもLIVE SUPERNOVA行ったりして今後とも拝聴していきたいと思う。三期生の生徒は私たちよりも頑張ってほしい。
 
 
 
あーーーーでも欲を言えばあともう一回でいいからJ-WAVEのスタジオ行きたいなーーー。
ロケットマンショーの観覧応募しようかな。。。

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